三菱電機製のPLCでは通信用ライブラリを使用するためにソフトのインストールが必要です。以下インストールの手順を記載します。
事前準備 #
1端末につき1つプロダクトキーが必要となります。プロダクトキーが手元にない場合は事前に手配してください。なお手配は三菱電機FA Web Shopサイトや、MISUMI(インストールディスク+ライセンス版、追加ライセンス版)やアスクルなどでも可能です。
下記の対応CPUを確認しPLC型式に対応したバージョンのMX-Componentをインストールしてください。
基本的に下位互換性がありますので、新しいバージョンでの接続を推奨します。
- Version5の対応CPU

- Version4の対応CPU

- Version3の対応CPU

MX-Componentのインストールには.NET Framework 3.5のインストールが必要となる場合があります。インストールの際に該当メッセージが表示された場合、サポートへお問い合わせください。
MX-Componentのインストール #
下記三菱電機FAサイトよりダウンロード版も入手(ダウンロードには会員登録が必要になります)
Version5 Version4 Version3
またはインストールディスクがある場合、手元にディスクを準備してください。

ディスクを読み込み「EnvMELフォルダ -> setup.exe」を実行


セットアップウィンドウが表示されるので③「次へ」->④「次へ」と進み、インストール完了したら、⑤「完了」をクリックし、インストールが完了します。

続いて、インストールディスクの直下にある「setup.exe]ファイルを実行する。

他のアプリケーションを終了させてくださいと表示されるため、終了し、「OK」をクリック

任意のユーザ名、会社名を入力し「次へ」をクリック

プロダクトIDの入力を求められるので、購入したライセンスに同梱されているライセンス許諾書に記載されたプロダクトIDを入力し、「次へ」をクリック

必要に応じてインストール先の選択を行い「次へ」をクリックすると、インストールが開始されます。


インストール完了メッセージが表示されますので「完了」をクリック、続いて表示されるメッセージボックスの「OK」をクリックして終了
参考情報 #
各バージョンのマニュアル
EasySocket(USB)接続でドライバが認識されない場合 #
Windowsのコントロールパネルから[システムとセキュリティ]→[デバイスマネージャー]を選択し、
“不明なデバイス” を右クリックして“ ドライバーソフトウェアの更新” をクリックします。

【備 考】
“不明なデバイス”が複数存在し特定できない場合は、“不明なデバイス”を右クリックし、
“プロパティ”を選択してください。
[不明なデバイスのプロパティ] 画面の《詳細》タブのハードウェアID の値が
“USB\VID_06D3&PID_1800”となっているデバイスが更新対象です。

(3) “コンピューターを参照してドライバーソフトウェアを検索します(R)”を選択します。

(4) “次の場所でドライバー ソフトウェアを検索します”にMELSOFTをインストールした先の
“Easysocket\USBdrivers”指定し、次へ(N)ボタンをクリックします。
複数のMELSOFT製品がインストールされている場合、最初の製品のインストール先を指定してください。
(a) GX Developerを最初にインストールしている場合
“C:\MELSEC\Easysocket\USBdrivers”を指定します。
(b) GX Works2を最初にインストールしている場合
“C:\Program Files\MELSOFT\EasySocket\USBDrivers”
または、
“C:\Program Files (x86)\MELSOFT\EasySocket\USBDrivers”を指定します。
(c) 上記の(a)、(b)に“USBDrivers”フォルダが無い場合
エクスプローラーで“USBDrivers”フォルダを検索して、フォルダの場所を確認してください。
下記画面は、C:\Program Files\MELSOFT\EasySocket\USBDriversを指定した例です。

(5) 下記画面が表示されますので、インストール(I)ボタンをクリックします。

(6) ドライバー ソフトウェアのインストールが終了しましたら、閉じる(C)ボタンをクリックします。
