SAW工程見える化KOM-MICS連携 #
SAW工程見える化データ収集用PLCとLoggerの概要
KEYENC製PLC KV-8000とKVNano(ナノシリーズ)に対応
EtherNet接続が必須となります。
現在 安価なKVNanoを推奨しています。
アナログ入力ユニットに直流・交流電流センサを接続してデジタルデータに変換しています。
その他、エア流量センサ等も接続可能です。
基本、PLCの機能とKom-micsLoggerソフトの仕様に合えば取込み可能と考えています。
Kom-mics用端末はIoTポジショナ同様に画面有りでタッチ機能が有る物を1対1で設置します。
指定のバーコードスキャナを接続し作業者ID
ワーク品番等を登録、工程開始・中断・再開・終了等の操作を行います。
PLCと有線LANで接続する為のLANポートが必須です。
更に収集したデータをクラウドにアップロードするのにWi-Fi環境又はLTEが必要です。
設置実績
接続例
接続方法(EtherNet)HUB無しストレートケーブル使用して直接LANポートに接続しています。
センサー関連の接続例
電流センサには直流用と交流用が有ります。
また、高周波用などの特殊な物も有ります。
主に(株)U_RDの物を利用しています。
以下に直流用電流センサ等のサンプル資料を添付します。
溶接電流及びガウジング電流測定用直流電流センサ 定格500A仕様
商用AC電源電流用センサ及び高周波グラインダ2次側400Hz 対応電流センサ
交流電流検知用センサ(検出電流設定式)
エア流量測定用 サンプル(最大200l/min)
AD入力ユニット各センサ接続サンプル図
PLCの設定を編集する場合
KEYENCE PLC編集ソフトKV STUDIOが必要で接続にはUSB(汎用タイプB)ケーブルが必要です。
KV STUDIOの起動・PLCのUSB接続操作
WindowsのスタートからKEYENCE KV STUDIO Ver1.1JフォルダからKV STUDIO Ver1.1Jを選択起動します。
起動後PLCとPCの接続を行います、デフォルトでUSBと思いますが
異なる場合はUSBを選択します。
PLCから全てのデータを読み出す操作を行います。
画面メニューに有る[PLC⇒]iconをクリックします。
PLC読出BOXの表示に従い[実行]をクリックします。
PLC内の全データ読出し後の画像になります。
ユニットエディタを起動してCPUユニットの設定を表示させます。
カーソルを[1]KV-NC1EPへ移動させクリックしてユニットエディタを表示させます。
設定を確認します。
変更が必要な場合は変更して保存・転送します。
編集後の設定をPLCに反映させる為に、PLCに転送を行います。
転送する項目は☑ユニット設定情報のみで良いです。
Loggerソフトの設定 #
アプリケーション設定を行います。
事前にKOM-MICSサポートへ設定条件等を確認してください。
設備メーカの選択を行います。
その他を選択します。
コントローラ選択を行います。
溶接IoTポジショナを選択します。
設備設定を行います。
項目には一定の条件が有ります、確認の上必須項目を入力してください。
IoTポジショナ設定
タイプは[スポット]を選択します。
IPアドレス、ポート番号はPLCの設定に合わせます。
各種センサのパラメータを設定します。
外部センサについては別途マニュアルを参照ください。
作業者データ連携は別途マニュアルを参照ください。
FTTデータ取得は別途マニュアルを参照ください。
以上を持ってシステム設定は終了です、データを保存してメニュー画面に戻ってください。