はじめに #
この手順書はKOM-MICS Loggerの設置に関する手順を示したものです。手順に従い設定してください。尚、KOM-MICS Logger搭載 PADを他の機械で使いまわす場合は必ず設定しなおしてください
設置に関する手順にて、確認事項や不明点がある場合は「よくある質問」を参照、又は サポートデスクまで連絡をお願いします。
設備の種類の確認 #
KOM-MICSは以下の設備と接続可能です。あらかじめ、これらの設備のマニュアルを見て接続可能か確認ください。
工作機械
アーク溶接機
信号灯
溶接IoTポジショナ/SAW
レーザ溶接
PLC
CSV連携
EnOcean(信号灯/電力計など)
作業実績収集カメラ+設備非接続(作業実績のみ収集)
KOM-MICS端末の設定 #
端末の設定はサポートデスクの方で実施済みです。不具合がありましたらサポートデスクまでお問合せください。また、個別の設備毎に必要な端末の設定は各設備の項目を参照ください。
Loggerのインストール #
Loggerは端末にインストール済みの状態です。再インストールする場合にこの手順に従ってください。実施の際はサポートデスクに相談して実施ください。
インストーラダウンロード #
以下のサイトの下部よりインストーラをダウンロード下しさい。以下の図の赤の部分をクリックすることでダウンロードできます。
インストーラサイト(日本語): https://www.komatsu.jp/ja/productinfo/kom-mics
Installer Site(English): https://www.komatsu.jp/en/ProductInfo/kom-mics/
Loggerインストーラがダウンロードされたら、「右クリック」(タッチパネルの場合はロングタップ)をします。
コンテクストメニューが開かれるので、ZIPファイルの展開を行います。
①「すべて展開」をクリック
②「展開」ボタンをクリック
インストール #
①展開されたフォルダの中にあるKOM-MICS LoggerSetup.exeをダブルクリックで実行します
②画面がある端末か、画面がない端末かを選択します
③端末と設備を1対1で接続するか、1対多数で接続するかを選択します
(1対多数で接続する場合は高スペックの端末を選定ください)
セットアップウィザードが出てくるので、進めていきます
④「次へ」をクリック
⑤「次へ」をクリック
⑥「次へ」をクリック
⑦「次へ」をクリック
KOM-MICSのインストールが始まります。
同時にパトライトの三色灯用(Airgrid)用のソフトウェア、三菱コントローラ接続用のソフトウェアなどがインストールされるので、「実行」を押してインストールをしてください。
[シリアル通信のドライバーインストール]
シリアル通信のドライバーインストールが出てくるので、手順通りにインストールします。
⑧「Extract」をクリック
⑨「次へ」をクリック
⑩「同意します」をクリック
⑪「次へ」をクリック
⑫「完了」をクリック
「閉じる」をクリック
[OpenVINOのインストール]
引き続いてOpenVINO(異常検知AIで使用するソフトウェア)が自動的にインストールされるのでしばらく待ちます。
[Visual C++の再頒布パッケージのインストール]
各設備用のソフトを使うため、自動的に複数のVisual C++の再頒布パッケージをインストールします。以下を複数回行ってください。
⑬「インストール」または「修復」をクリック
⑭「閉じる」をクリック
最後に「全インストールが終了しました」というウィンドウが出るので、
「OK」をクリックした後
端末を再起動します。
[たけびしOPCサーバのインストール] #
PLC接続のために「たけびしOPC-Server」が自動でインストールされます。PLC接続を行う場合は以下の手順を実行してください。(実際の接続にはあらかじめたけびしOPC-Server(DXPV6EP-HW)を購入しておく必要があります)PLC接続を行わわない場合は「いいえ」を選択ください。
Loggerインストールの最後に「たけびしOPC-Server」のインストーラが自動で起動します。以下に従ってインストールください。
①:「はい」をクリック
②:「OK」をクリック
③:「OK」をクリック
④:展開完了まで待機
⑤:「OK」をクリック
⑥:インストール準備完了まで待機
⑦:「次へ」をクリック
⑧:「はい」をクリック
⑨:ユーザ名 と 会社名 を入力
⑩:たけびしOPC-Serverのライセンスキーを入力
⑪:「次へ」をクリック
⑫:「次へ」をクリック
⑬:「次へ」をクリック
⑭:「次へ」をクリック
⑮:「次へ」をクリック
⑯:インストール検証完了まで待機
⑰:「完了」をクリック
以上でインストールは完了です。
各設備との接続とLoggerの設定 #
設備との接続 #
各設備のマニュアルを参照して各設備との接続や端末の設定を実施ください。
工作機械
アーク溶接機
信号灯
溶接IoTポジショナ/SAW
レーザ溶接
PLC
CSV連携
EnOcean(信号灯/電力計など)
作業実績収集カメラ+設備非接続(作業実績のみ収集)
Logger設定(共通部分) #
設備との接続後、Loggerを起動します。起動すると以下のようなり利用規約画面が出るので、内容を確認して「OK」を押します。
Logger設定(複数台接続の場合) #
以下の画面が出てきますので、接続する番号のチェックボックスにチェックしてください。
注) 最大接続台数は150台ですが、ご使用端末のCPU負荷を確認しながら1台ずつ接続していき、CPU負荷100%を超える使用はお控えください。
複数台接続の場合Loggerの設定画面が設定台数分出てきます。設定設備の切り替えは以下で行えます
①画面右上の▽ボタンをクリック
②設定したい設備をクリック
次項目のサーバログイン後に設備の種類を設定する画面が出てきますので、該当する設備を選択ください。それ以降の設定項目は共通です
Logger設定(共通部分) #
ログイン画面が出てくるので、ログインします。
①KOM-MICSのログインIDとパスワードを入力
②「サーバ接続」をクリック
③「次へ」をクリック
設備の設定方法を選択します。通常は「設備新規登録」で設定します
④設備新規登録
KOM-MICS上に設備を新規登録する際に選択
⑤設備新規登録(既存設備の設定コピー)
既存の設備と同種の設備を登録する場合に、既存の設備からトルク線図等をコピーして登録する
⑥登録済み設備から選択
KOM-MICS上の既存の設備に取り付ける場合に選択(端末の置き換えなど)
⑦Viewer上で設定する
Viewerの「エッジデバイス初期設定」を使ってViewerから設定する場合に選択
アプリケーション設定を行います。
⑧端末のIPアドレスとサブネットマスクを設定
注意点1:端末と設備のIPアドレスが被らないように設定ください
注意点2:複数台接続の場合、設備のIPアドレスは重複しないようにしてください(参考)
⑨「次へ」をクリック
設備のメーカ―を選択します
⑩設備メーカーを選択します
⑪「次へ」をクリック
コントローラを選択します。
⑫適切なコントローラを選択します
(コントローラによりモードが変わりますので正しく設定ください)
⑬「次へ」をクリックします
設備設定で必要な情報を入力します
⑭工場名/建屋名/ライン名/設備詳細タイプ/機械名/機番(設備シリアル番号)を入力します
⑮設備メーカの連絡先等を入力します
⑯「次へ」をクリック
これ以降は設備やコントローラ毎に異なるため、各設備のマニュアルを参照ください。
Logger設定(各設備ごとの部分) #
各設備のマニュアルを参照して実施ください。
工作機械
アーク溶接機
信号灯
溶接IoTポジショナ/SAW
レーザ溶接
PLC
CSV連携
EnOcean(信号灯/電力計など)
作業実績収集カメラ+設備非接続(作業実績のみ収集)