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老朽化したKOM-MICSエッジ端末の交換手順

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1.概要 #

KOM-MICSエッジ端末は生産現場の過酷な環境で、常時大量のデータを収集・集計・送信しているため、端末の寿命はおよそ3~5年程度となっており、それを超えると故障リスクが高まります。

以下の手順を参考に、故障する前に老朽化した端末を新しい端末に更新ください。

2.準備するもの #

  • 新しい端末(必須)
  • タッチパネル式モバイルモニタ(画面なし端末の場合、必須)
  • モバイルモニタと新しい端末を接続するケーブル(画面なし端末の場合、必須)
  • KOM-MICS ViewerがインストールされたノートPC(必須ではありませんが、あると便利です)
  • その他、電源ケーブル・配線仕舞用の道具・資材類(結束バンド、配線カバーなど)

NOTE:KOM-MICSエッジ端末 導入年数の見分け方

端末の導入年数ですが、次の命名規則に従っています。

  • ①:端末の導入年の下一桁(10進数)
  • ②:導入月(12進数 1~9:1~9月,A:10月,B:11月,C:12月)
  • ③:導入形態(外販・コマツ向けで異なります)
  • ④:購入した事業所
  • ⑤:PCの識別番号

以上の命名規則からわかる通り、左から4桁目の数値が導入年に関係します。

対応表は下の通りです。上記の事例では”2018年5月に導入”した端末という事が分かります。

①の値導入年への換算(2023年現在)
02020年
12021年
22022年
32023年
42014年(2024年に端末導入すると、同じ”4”が割り当てられます)
52015年
62016年
72017円
82018年
92019年

上に一例を示します。上のPCID(端末番号)では64とありますので、201”6”年”4”月(“Apr”-201″6″)であることがわかります。

3.交換手順 #

3-1.古い端末の取外し #

詳細にはこちらの手順をご参考ください

設備と端末を接続しているLANケーブルを抜いてから、Loggerのオプションより”PAD振り回し”を選択し、メッセージが表示された段階で”PAD振り回しを実行します”を押してください。これにより、古い端末側に設定された設備設定が削除され、システム側も新しい端末に接続する準備ができます。

NOTE:端末が破損していて操作できない場合、本手順は飛ばしてください。

3-2.新しい端末への交換 #

新しい端末に、先ほど外した設備からのLANケーブルを差し、電源を入れます。その後、Loggerが起動したのを確認後、次のように設定ください。(各設備との接続とLoggerの設定もご参考ください。)

同じ設備について、古い端末を新しい端末に交換する場合は、”登録済み設備から選択”を選択します。これは対象の設備の設定を全くそのまま新しい端末に移動するため、設備を選択すればそのまま使用する事ができます。

その後、会社・工場・建屋・ライン・設備の順番に、今回端末交換を行った対象の設備を選択します。

その後に出てくる設定は全てそのままで、”次へ”から”完了”まで押していただくと簡単に新しい端末に接続されます。

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